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私の実践・研究 岸尾祐二の部屋

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私のNIE徒然アラカルト(58)―綴ることの楽しさを味わいながら―

第58回 ネットの記事から社会を読み解く旅⑯2026年4月~


OECD国際学力調査、新聞各社の報道

2026.9.8 デジタル版無料記事 より


これからの時代、NIEは紙でもデジタルでも置かれている環境や自分の志向・関心によって選んで実践していけばいいのではと考えています。

 具体的なネットでの記事からどのような学びができるか私自身の現在の経験を通してアウトプットできればと考えています。


ネットの記事から社会を読み解く旅の第16回は「OECD国際学力調査、新聞各社の報道」です。


毎日新聞デジタル

日本、PISA全分野で世界トップレベル維持 低得点層の増加が課題

毎日新聞2026/9/8 16:30(最終更新 9/8 16:46)

https://mainichi.jp/articles/20260908/k00/00m/100/092000c


東京新聞デジタル

高1学力、国内の格差広がる 国際的には高水準、読解力が課題

2026年9月8日 16時36分 (共同通信)

https://www.tokyo-np.co.jp/article/514159


日本経済新聞電子版

日本の15歳、学力高いが好奇心低く 数学と科学は世界5位・読解4位

2026年9月8日 16:30

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUD019RF0R00C26A9000000/


読売新聞オンライン

91か国・地域対象の学習到達度調査、日本の「読解力」は4位…世界的に成績低下傾向もトップレベル維持

2026/09/08 16:30

https://www.yomiuri.co.jp/kyoiku/kyoiku/news/20260908-GYT1T00215/


産経新聞ニュース

OECD国際学力調査、日本が全分野で1位 読解・数学・科学 平均低下の中で横ばい維持

2026/9/8 17:33

https://www.sankei.com/article/20260908-QBM6MS6WFVNQTMVEKVTNGLAIHU/


 朝日新聞デジタルは有料紙面でしたので、今回は除外しています。


 2026年発表の「OECD国際学力調査」結果を新聞各社がどのように報道しているか、新聞各社の最初の報道2026年9月8日のデジタル版で比べてみます。その後も各社とも続報で追いかけています。1つの調査結果ですから、大きく異なることはないと考えられますが、捉え方に違いがないかがポイントになります。


 まず、見出しを比べてみましょう。

毎日新聞デジタル

日本、PISA全分野で世界トップレベル維持 低得点層の増加が課題


東京新聞デジタル

高1学力、国内の格差広がる 国際的には高水準、読解力が課題


日本経済新聞電子版

日本の15歳、学力高いが好奇心低く 数学と科学は世界5位・読解4位


読売新聞オンライン

91か国・地域対象の学習到達度調査、日本の「読解力」は4位…世界的に成績低下傾向もトップレベル維持


産経新聞ニュース

OECD国際学力調査、日本が全分野で1位 読解・数学・科学 平均低下の中で横ばい維持


 各新聞の見出しを見ると、今回の国際学力調査で日本の高校1年生は、数学・科学・読解で世界のトップレベルにあることが読み取れます。しかし、課題については「低得点層の増加」「国内の格差広がる」「読解力が課題」「学力高いが好奇心低く」「世界的に成績低下傾向も」「平均低下の中で横ばい維持」という指摘が見られます。


 今回OECD国際学力調査の順位では次のような記述があります。


 OECD加盟38カ国に限れば、日本は初めていずれの分野でも1位となった。全参加国・地域でのトップは読解力がシンガポール、他2分野は中国4都市・省(北京・上海・江蘇・浙江)だった(毎日新聞)。


 OECD加盟38カ国以外での参加国・地域もあり、読解力トップはシンガポール、数学と科学では中国4都市・省がトップとされています。

 詳しい内容は各新聞社の記事を読んで頂きたいと思いますが、NIEに一番関わる「読解力」について各紙はどのように報道しているのでしょうか。


毎日新聞デジタル

 「日本のPISA順位」のデータが掲載

日本の平均得点は、読解力が503点と前回から13点低下。数学は525点(前回536点)、科学は538点(同547点)だったが、OECDはこの2分野の低下について「統計的な有意差はない」としている。

 

 OECDは読解力の低下に関しては有意差があると指摘しています。


東京新聞デジタル

 「日本の成績の推移(参加国・地域全体)」のデータが掲載

平均点に応じて分けた習熟度では、日本は最も低い「レベル1以下」の割合が3分野とも拡大。最大は読解力で、前回の13・8%から18・6%に、数学は12・0%から16・1%、科学は8・0%から11・3%となった。


 「レベル1以下」の割合でも読解力が最も拡大しています。


日本経済新聞デジタル

 「日本の国際順位」「PISAの平均得点」「上位になった国・地域」のデータを提示しています。日本経済新聞は他社と比べデータを複数提示しています。


 

OECDのPISA2025より
OECDのPISA2025より
OECDのPISA2025より
OECDのPISA2025より

読解力が科学・数学に比べて落ちていることが示されています。

「読解力は前回から有意に下がった。」という記述もあります。



読売新聞オンライン

「読解力では平均得点が低下し、初めて全3分野で低得点層の割合が増加した」という指摘が書かれていました。


 読解力が課題になっています。


産経新聞ニュース

 国際学習到達度評価(PISA)の平均点ランキング」のデータが掲載されています。

 「読解力は13点減の503点で偶然ではない『有意な低下』と判断された。」とあります。


 読解力が課題になっています。


 「PISAとは」という解説がありました。基礎的な事の説明も大切なことだと考えます。


PISAとは

経済協力開発機構(OECD)の国際学習到達度調査の略称。15歳(日本では高校1年相当)を対象に、義務教育で学んだ知識や技能を実生活の課題にどの程度活用できるかを測る。問題は自由記述式や選択式で一部を除き非公開。同じ問題を繰り返し使い経年変化を見る。


 

 いくつかのデジタル新聞の1つの調査結果の報道ですが、各社によって構成の違いが見られたように思います。




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