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私の実践・研究 岸尾祐二の部屋

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祐二 岸尾
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フォトエッセー 私とNIE(12)―アウトプットにつなげる楽しさ―

第12回 子どもたちがアウトプットする学習⑤1984年度6年生社会科「アフリカ研究」の実践から


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 第5回として、1984年度6年生での社会科「アフリカ研究」の実践をご紹介します。


 私が初めて6年生の担任をしたのが1984年でした。その当時の最大の国際問題はアフリカ・エチオピアの飢餓問題でした。テレビや新聞のメディアが多くの報道をしていました。現在のようなネット社会ではありませんでしたので、テレビ番組をビデオで録画したものや新聞記事を切り抜いて学習材にしました。

6年生の「アフリカ研究」(16時間)は次のように進められました。

1.現在の日本の食生活とアフリカ研究の方法(2時間)

2.アフリカの文化―ひょうたんと音楽(2時間)

3.アフリカの国々と食料不足国(1時間)

4.テレビや新聞からアフリカの人々の生活を考える(3時間)

5.アフリカの子どもたち(4時間)

6.アフリカ研究を表現する(4時間)

学習材はNHKテレビを録画したもの、新聞記事、『ユニセフ子供白書』、ユニセフ開発教育キット「モーリタニアの少女ファティメットゥ」など。

 資料を読解→読解したことをもとにして思考→思考したことを表現 というプロセスを取りました。 


エッセー私立小学校研究所No.52「1984年6年生 アフリカ研究-読解・思考・表現する-」を参照して下さい。

https://note.com/pesri/n/nac5254824a49

 

 ここでは「アフリカ研究を表現した」子どもの作品を提示しています。子どもの表現は、ゲーム・紙芝居・カード・漫画など自由に創作していました。


NHKアーカイブ「アフリカ・エチオピアの飢餓|NHK放送史(動画・記事)」では1984年当時のエチオピアの飢餓のようすを視聴できます。

https://www2.nhk.or.jp/archives/tv60bin/detail/index.cgi?das_id=D0009030668_00000



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