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私の実践・研究 岸尾祐二の部屋

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祐二 岸尾
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フォトエッセー 私とNIE(11)―アウトプットにつなげる楽しさ―

第11回 子どもたちがアウトプットする学習④1983年度4年生社会科「原田泰治さんの絵で日本の景色を探る」の実践から


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 第4回として、1983年度4年生での社会科「原田泰治さんの絵で日本の景色を探る」の実践をご紹介します。

 

 4年生の社会科の学習は都道府県の地域学習と日本各地のくらしでした。当時は土地の高低や気候によるくらしの違いを学んでいました(現行では5年生にこの学習は移行しています)。

 土地が高いところのくらしとして長野県野辺山が、土地の低い土地として岐阜県の海津が取り上げられていました。冬の気候が寒い地域として新潟県小千谷が、冬の気候が暖かい地域として沖縄が取り上げられていました。

 この単元を私は好きで、沖縄を除いてフィールドワークをして学習材を用意していました(後に沖縄もフィールドワークを数回しました)。

 この学習の発展として日本各地のくらしを学ぶプログラムを考えました。当時、画家の原田泰治氏が『朝日新聞』日曜版に日本各地のくらしを描いた「原田泰治の世界」を連載されていました。私はとても関心が高く全ての連載を切り取り画用紙に貼り、取材地の場所も付けて廊下に掲示をしていました。

 子どもたちのアウトプットは、「原田泰治の世界」を読み解き原田泰治氏に手紙を書くことでした。


エッセー私立小学校研究所No.133「1983年 4年生社会科 原田泰治さんの絵で日本の景色を探る」を参照して下さい。

https://note.com/pesri/n/nca0203240ea1


エッセー私立小学校研究所No.176「2024年4月 諏訪湖フィールドワーク 原田泰治美術館・高島城などを訪ねる」を参照して下さい。

https://note.com/pesri/n/nbccae439495d


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