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私の実践・研究 岸尾祐二の部屋

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ちょっと一息 「メディア・NIEetc.雑感」(15)

第15回 2025年11月2日、しんぶん赤旗日曜版のスクープが大手メディアをどう動かしたか


 記事には「維新藤田代表重大疑惑、公設秘書に公金2000万円、身を切るどころか身内へ税金還流」という内容でした。

 11月8日現在、この記事の真相は明らかになっていません。今後どのような展開があるか注目されています。

 「しんぶん赤旗」はこれまでも「安倍首相の桜を見る会」「日本学術会議問題」「自民党の裏金問題」などをスクープしています。

 今回のスクープに対する、日本維新の会共同代表藤田文武氏の会見でのマナーにも多くの疑問が投げかけられています。

 1つの政党の機関紙のスクープを大手メディアがすぐに追いかけることはあまりなかったようですが、今回は毎日新聞や朝日新聞が記事や社説で取り上げています。

 その具体例を3つご紹介致します。


記事「維新・大阪府総支部、政党交付金を充当 藤田氏秘書が代表の会社に」

『毎日新聞デジタル』2025.11.5 15:13より

https://mainichi.jp/articles/20251105/k00/00m/010/178000c


社説「藤田氏秘書会社に発注 疑念拭う説明が足りない」

『毎日新聞デジタル』2025.11.7より

https://mainichi.jp/articles/20251107/ddm/005/070/024000c


社説「秘書企業へ発注 維新『身正す改革』こそ」

『朝日新聞デジタル』2025.11.7より

https://www.asahi.com/articles/DA3S16339111.html?iref=pc_ss_date_article


 自民党と連立(閣外協力ですが)を組んだ日本維新の会がどのような行動をとるかを追いかけること、また、全ての政党でこのようなことが行われていないか究明されることをメディアに期待します。



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