第24回 日本新聞協会ホームページを探るⅠ「メディアリンク」①新聞社サイトへ
日本新聞協会
メディアリンク
https://www.pressnet.or.jp/medialink/
第23回まで、日本新聞協会NIEホームページを探ってきました。今回からNIEを管轄している日本新聞協会のサイトを探っていきたいと思います。「紙でもデジタルでもニュースリテラシー・シチズンシップを育てる」ことに貢献する要素を見つけていきたい意向です。
「メディアリンク」のサイトが最も参考になります。
2025年2月1日現在、日本新聞協会会員の新聞95、通信4、放送21の計120社と関係諸団体のサイトにリンクされています。
今回は新聞社のサイトへのリンクを探っています。
東京、大阪、北海道、東北、関東、中部、北陸、近畿、中国、四国、九州ごとの新聞社へアクセスすることができます。
95の新聞社サイトが閲覧できます。
1990年代後半頃から新聞各社のホームページが設立されてきました。当時はほとんどのページが無料で読めました。私も教師時代コンピュータルームのデスクトップパソコンで子どもたちと一緒にいろいろな紙面を読んでいました。
現在では新聞購読率が低下し新聞離れが進んでいます。もちろん、新聞各社の経営に大きな影響を与えています。ですから、紙ではなくデジタル新聞の多くのページで有料化が増加しています。デジタルでの新聞に有料の会員になっていないと途中で読めなくなります。この先がどうなるか気にはなります。
しかし、現在の物価高の時代でデジタル新聞にお金をかける余裕はそんなにないのではないかと思います。ですから無料(といってもネットに接続する経費はかかっていますが)で読める記事を活用していけばいいのではないでしょうか。
NIEを進めるうえでも、新聞紙面に掲載されていて選択した記事を全て読むことは相当時間が必要で忍耐力も読解力も必要になります。ですから、リード文を読むような感覚で記事の概略を掴むことを目的にすればいいと考えます。
さらに、デジタル新聞のメリットは全国各地、場合によっては世界の新聞に触れることもできることです。あるニュースに関心を持ったならば、その地元の新聞ではどのように報道しているのか追いかけることができます。
また、自分が住んでいる都道府県の中でいろいろな地域があります。その地域の話題について地域版の活用で探ることもできます。
無料で読める範囲のデジタル新聞でも多様な活用方法があります。これからもその可能性を探っていきます。