第42回 日本新聞教育文化財団「NIEニュース」第19号(2000年5月)発行
【1~4頁】
「第5回海外NIE事情視察団(オランダ) 全新聞社がNIEに参加」
日本新聞教育文化財団は3月25日から4月1日まで、海外NIE事情視察団をオランダに派遣した。同視察団には、全国のNIE実践教師18人が参加、オランダ新聞教育文化財団をはじめ、学校4校と新聞発行所を訪問し、オランダのNIEの取り組みや、教育・新聞事情を視察した。(同行者=新聞財団・宮坂知義)
「申請に応じて新聞を提供」
「未来の読者創出のための投資」
「紙面づくりコンテストを実施」
「5~16歳が義務教育期間」
「新聞を読み比べる」
「参加者の感想から」
【2頁】
「アメリカNIE研修報告」
沖縄県東村立東小学校教諭 平田進氏
【4頁】
「『朝の読書』ブックガイドを発行 YA出版」
【5頁】
「NIE〈総合的な学習〉実践報告」
総合学習「はじめの一歩」
東京都福生市立福生第一中学校教諭 鹿野川喜代美氏
「平和学習」に新聞を
佐賀県佐賀市立本庄小学校教諭 音成 隆氏
「第2回日韓NIEセミナー」
明治大学付属明治高等学校教諭 坂口泰通氏
【6頁】
「第5回NIE全国大会プログラム」
「NIE基礎調査最終報告」
【7頁】
「NIEキット ホームページ上で公開 WAN」
世界新聞協会(WAN)は5月3日の「世界プレス自由の日」にあわせて、NIEプレス・フリーダム・キットをホームページに掲載した。
「ブックレビュー 日本新聞教育文化財団編 報道と取材源」
各地の動きから
編集デスク
【12頁】
「横浜情報文化センター 盛大にしゅん工式」
【11~10頁】
「通信社・情報局関連文書 戦前戦中期の貴重な資料、一堂に」
「速報 開館記念特別展は『号外で振り返る!20世紀』」
「連載 日本の新聞人 3階・新聞人コーナーから」
上智大学名誉教授 春原昭彦氏
③岩永裕吉氏
1883(明治16)年9月13日、長與専斎の四男として東京で生まれたが、1890(明治23)年母方の叔父・岩永家の養子となる。
1909(明治42)年京都帝国大学法科を卒業して、1911(明治44)年満鉄(南満州鉄道株式会社)に入社、長春駅長などを務める。
1917(大正6)年退社して鉄道院総裁(後藤新平)秘書官に就任したが、翌1918(大正7)年退官して欧米を回り、帰朝後の1920(大正9)年4月から外国事情の紹介誌『岩永通信』の発行を始めた。
翌1921(大正10)年『国際通信社』の樺山愛輔社長に請われて取締役として入社、関東大震災で『世界の批判』(『岩永通信』改題)を廃刊してからは、専務取締役として『国際』の業務を主宰することになった。
1926(大正15)年2月に『国際通信社』と『東方通信社』を合併、新聞社の共同機関としての『日本新聞連合社』を創立、ナショナル・ニュース。エージェンシー設立の構想実現に着手する。以後、米国のAP、英国のロイターと対等の通信契約を結ぶのに成功、日本の通信独立に大きく貢献、1936(昭和11)年には、当時の二大通信社『聯合』と『日本電報通信社』を合併して、名実ともに日本を代表する通信社『同盟通信社』を作り上げたが、1939(昭和14)年9月2日、57歳で死去した。
●おわび
全号の当コーナーで、タイトルに「板倉卓三」とあるのは「板倉卓造」の誤りでした。おわびして訂正いたします。(事務局)
「展示フロア紹介 現代ゾーン①」
【9~8頁】
「大型重量展示物の組み立て、据え付け作業終了 オフセット輪転機・マリノニ型輪転機・ジェット取材機・無線伝送車」
「最近の収集資料」
「今後の予定」