第44回 日本新聞教育文化財団「NIEニュース」第21号(2000年11月)発行
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「NIE全国センターオープン NIEの情報 集発信基地をめざして」
日本新聞教育文化財団は10月13日、日本新聞博物館の開館とあわせて、NIE全国センターを開設した。関連資料や多目的スペースを備え、全国のNIE活動の支援拠点としての役割を担っていく。
NIEセミナーを実施
資料は順次拡充
NIE全国センター
【2~3頁】
「NIE各地の取り組み」
北海道
「新聞記事で福祉を考える」●第5回北海道NIE研究大会
北海道新聞NIE委員会事務局長 木本尚康氏
宮城県
「NIEの将来像を模索」●宮城県NIE研修会開催
河北新報社NIE推進事務局 佐藤路音氏
長崎県
「NIEオリエンテーション」●第一線記者を招いて
長崎県西彼杵郡外海町立神浦小学校教頭 松尾恵子氏
【4頁】
「各社で子ども新聞発行」
「わくわくNIE 第4号を発行」
【5頁】
「ブックビュー特集」
『メディアリテラシー』
菅谷明子著
『メディアリテラシー【入門編】』
鈴木みどり編
『小・中・高等学校のために 環境教育サポートブック』
地球環境関西フォーラム
ビデオ『実践NIE入門』1~5巻
サン・エデュケーション
「NIEのホームページ ご覧になりましたか?」
「各地の動きから」
「編集デスクから」
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「ニュースパーク開館 2000.10.12 新聞の歴史といま ひと目で」
新聞のことなら何でもわかる-をキャッチフレーズに、10月12日、日本新聞博物館(ニュースパーク)が、日本の日刊新聞発祥の地・横浜市に開館、オープニングセレモニーが盛大に行われました。翌13日には一般公開が始まり、開館を待ち望んでいた人々でにぎわいました。
【11~10頁】
「『新聞の歴史 理解できた』開館直後、来館者にアンケート」
「神奈川新聞社が200万円を寄付」
「新聞講座スタート 3階・新聞製作工房」
「新しい『新聞』、試してみよう!」
【9~8頁】
「ニュースパークを見てみよう!」
「常設展 企画展 図録好評発売中」
「ズームアップ 新聞ライブラリー」
【7~6頁】
「連載 日本の新聞人 3階・新聞人コーナーから」
上智大学名誉教授 春原昭彦氏
⑥緒方竹虎氏
1888(明治21)年1月30日、山形市に生まれ、福岡で育つ。1911年早稲田大学専門部を卒業して『東京朝日新聞』に入り、東京の大阪通信部に勤務する。以後、論説班、英国留学、ワシントン海軍軍縮会議特派員などを経て、1923(大正12)年『東京朝日新聞』に移り、整理部長、政治部長の後、1925年編集局長となった。
昭和に入ると取締役として経営に参画、石井光次郎、美土路昌一とともに、編集・営業の基礎を固めるとともに自ら『朝日』の筆勢を主宰した。1936(昭和11)年の二・二六事件の時には、陸軍青年将校の朝日襲撃に際し、単身反乱軍と対決した話は有名である。1943年副社長となったが、翌年小磯内閣の国務相兼情報局総裁に就任、退社した。1945年内閣総辞職で退官したが、8月東久邇宮内閣成立で再び国務省兼内閣書記長兼情報局総裁となり、終戦時の混乱収拾に力を尽くした。
戦後は戦犯容疑者に指名され、公職追放となったが、解除後は政界に復帰、1952年衆議院議員に当選、第4次吉田内閣の国務大臣兼内閣官房長官に就任、以後、副総理、自由党の領袖として活躍した。
1954年吉田茂に代わって自由党総裁になるが、1955年の総選挙に敗れ、保守合同に尽力、11月自由民主党を結成して、総裁代行に就いたが、翌1956(昭和31)年1月28日急逝した。
「最近の収取資料」
「収蔵資料6 新聞付録」